作成日:2024/08/30
読んでほしい本『どう生きるかつらかった時の話をしよう 野口聡一』
弊社では、社会福祉法人を創設された方から
事業を受け継ぐタイミングや他法人との合併などのタイミングで
お仕事の依頼をいただくことが多いです。
これまでの労務管理は法律を遵守しているのか、
今後、受け継いでいくにあたり、現在の法人を取り巻く環境から、
今後どのように運営したらいいのか、
それが皆さんの共通の悩みです。
前の園長や理事長が立派に見えて、自分が受け継いでいけるのかどうか、
本質的な課題は実はこの一点になります。
うまくいっている法人の運営のトップの方の特徴は3つあります。
⑴自分の分野(社会的養護、児童、障害、高齢)の枠を超えて考えられる方
⑵社会福祉の仕事が好きで、希望を持っている方
⑶自分の弱さを隠さず、一緒に運営してくださる方や、職員さんに頼れる方
私自身も、経営者ですから、一人でいろいろなことを決断しなくてはなりません。
一つ一つの決断が次の未来を創っていくのですから、プレシャーになることがあります。
自分の世の中での役割はわかっているけれど、どのように実行していったらいいのか、
私よりもベテランの方の引退が増えてきて、託されていくことが増えていくことに
どう応えたらいいのか。
そんなことを、四六時中考えています。
そんな時、この本に出合いました。
幼い時から宇宙飛行士にあこがれていました。
ですから、宇宙飛行士になったら、悩みなどないはずだと思っていたのですが、
野口氏のこの本では彼もまた「どう生きるのか」悩んでいて、非常に衝撃を受けました。
もし、今、様々なことで悩まれている方がおられたら、
読んでいただきたい一冊です。
『どう生きるかつらかった時の話をしよう 野口聡一』 株式会社アイコム
