文書作成日:2023/06/15
平均寿命を市町村別に比較
今回は、厚生労働省が5月に発表した「令和2年市町村別生命表の概況」に注目します。
この指標は、市町村単位で死亡状況を比較するために、国勢調査をベースに5年ごとに作成されています。
全国ベースでの平均寿命(0歳の平均余命)は男性が81.5年、女性が87.6年ですが、市町村別に見ると、男性は81.0年以上81.5年未満、女性は87.0年以上87.5年未満が最も多い分布となりました。
上位10位、下位10位となった市区町村は下表のとおりです。平均寿命の最も長い市区町村と最も短い市区町村との差は、男性が10.8年、女性が4.2年です。
出典:厚生労働省「令和2年市区町村別生命表の概況」p.4
また、男女の平均寿命の差は全国で6.1年ですが、市町村別では高知県幡多郡三原村で最も小さく4.5年、大阪府大阪市西成区で最も大きく11.8年でした。
出典:厚生労働省「令和2年市区町村別生命表の概況」p.5
市町村別の全データは、以下のホームページでご覧いただけます。
参考:
厚生労働省「令和2年市区町村別生命表の概況」
※文書作成日時点での法令に基づく内容となっております。
本情報の転載および著作権法に定められた条件以外の複製等を禁じます。
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